スムーズな口あたりで余韻があるのが『純米吟醸 兵四郎』の特長だと思います。甘みも適度で酸味や麹の香りもほどよくていいですね。軽やかですうっと入るから、料理と一緒に楽しめるお酒だと思います。 『純米吟醸 兵四郎』は、ワインのように料理との相性、組み合わせて味わうことをぜひ楽しんでほしいお酒。 素材を活かしたシンプルな味付けの料理と相性が良いと感じるので、お肉ならポークやチキンのソテー、お魚ならカルパッチョがおすすめです。 Profile 料理研究家 上田 淳子さん。スイスのホテルのレストラン、フランスのミシュラン星つきレストランでの修行を経て、帰国後は料理研究家に。料理教室のほか、NHK「あさイチ」、「きょうの料理」などでも活躍中。 すうっとからだに入ってきて、雑味が残らない。それを私は“キレ”が良いと呼んでいるのですが、『純米吟醸 兵四郎』はまさにそういうお酒。米本来のコクと香りを感じるのに、甘くベトつくような後口がなく、ふっと消える。この“キレ”の良さこそ料理に合う条件だと思います。 すっきりとした辛口のお酒なので、冷酒で味わうと、よりキリっとした香りと後口を楽しめます。特に寿司や刺身と合わせるときは、冷やして飲むのが◎。 寿司はもちろん、「だし」との相性も良く、おでんや肉じゃが、野菜のおひたしなどの家庭料理にもおすすめです。 Profile 「鮨 河童」二代目原田堅志さん。目利きの主人がその日に獲れた天然の魚だけをおまかせで握るこだわり。本物を追求する大人が集う、知る人ぞ知る博多の名店。 福岡県で最も古い酒蔵である大賀酒造。私たちが『兵四郎米』をこの酒蔵に託した理由は、大賀酒造が“料理と一緒に楽しめる酒づくり”を得意としているからでした。 杜氏を務める宮崎さんは以前は日本酒が苦手だったとのこと。しかし、友人のすすめで飲んだ日本酒のおいしさに感動し、「自分でつくってみたい」と会社員から酒造りの道へ。継承した伝統の技術に独自の感性を加え、兵四郎が求める“料理に寄り添う”日本酒を形にしています。 『兵四郎米』の夢一献は何かが違う...。夢一献は他の日本酒にも使用される酒米だが、「兵四郎米の夢一献は発酵してほしいところで発酵し、ベストなタイミングで甘みが出る。農薬不使用だからこそ、自分たちの力で育った米のエネルギーのようなものを感じる」。その思いは年々確信へと変わっているといいます。 料理に合うおいしい酒づくりを目指し、私たちは日本酒の原料となるお米から育てています。農薬や化学肥料を一切使わずに育てるため、病気や害虫に負けない抵抗力を備えており、その米本来のエネルギーを引き出すことで、『純米吟醸 兵四郎』の特長である米の甘みや旨み、透明感のある後口を実現しています。 料理に合うすっきりとした味わいを目指し、福岡県で開発された酒米「夢一献」を選びました。 麹米、酒母米、掛米にこの『兵四郎米』の農法で栽培した「夢一献」を100%使用しています。 米のふくよかな旨みとほのかな香りを引き出すため、精米歩合55%の純米吟醸にしました。米の味わいを残しつつ雑味を取り除く、理想のバランスを追求することで、穏やかな香りとすっきりとした後口が料理をさらに引き立てます。 農薬や化学肥料不使用の『兵四郎米 』である「 夢 一 献 」は 、自らの力で大地に深く根を張り、病気や冷害に負けない抵抗力を備えています。その米本来のエネルギーが、軽やかな味わいの中にある奥深い旨みにつながっているのです。また、原料の米が清らかだからこそ、すうっと体に入っていくような透明感のある後口で、一口飲めばまた一口、と食事とともに長く楽しむことができます。 仕込に使う水は、酒蔵からほど近い太宰府天満宮の背後にそびえる「宝満山」の伏流水です。 弱軟水の水質からは、口あたりがやわらかく、穏やかな香りの酒が生まれます。 12345678910111213141516171819202122232425262728293031323334353637383940 12345678910111213141516171819202122232425262728293031323334353637383940 12345678910111213141516171819202122232425262728293031323334353637383940