福を呼び込む手づくり恵方巻き

「鬼は外、福は内」
元気な掛け声とともに豆まきをしたり、願い事を考えながら恵方巻きを食べたり。
節分にはそんなイメージがありますね。

日本に古くから伝わる大切な行事ですが、立春の前日である節分には、
読んで字のまま”季節を分ける”という意味合いがあります。
春の節分は旧暦の新年の前日で、災害や病気を鬼に見立て、
新年の無病息災を願うために豆をまいて追い払うようになったそうです。

さて、節分には恵方巻きを食べる習慣もありますね!

「その年の恵方を向いて無言で食べ切れば願いが叶う」

なんとなくそんなイメージで覚えている恵方巻きですが、正しい食べ方のルールとその理由を知ることで、変わらぬ幸せと無病息災を願い、縁起よく立春を迎えたいものですね。

恵方巻きのルール

ルール1:恵方に向かって食べる!

恵方巻きを食べるルールの中で最も基本的なことは恵方に向かって食べることです!
恵方巻きの「恵方」とはその年の福をつかさどる神様、歳徳神のいる方角のことを指しています。
今年の恵方は北北西。北北西を真っすぐに見据えて、恵方巻きをいただきましょう。

ルール2:黙って食べる!

恵方巻きを食べている最中は、1本食べ終わるまでは話してはいけません。
途中で話をすると運が逃げると考えられているためです。
ご利益を得るためにも、静かに今年1年の願い事を考えながらいただきましょう。

ルール3:一気に食べる!

切らずに1本そのままいただくのが恵方巻き本来の食べ方です。
元々商売人たちが縁起をかついで食べていたものなので、休まずにがぶっと食べきることで、1年の幸福や商売繁盛を願う意味合いがあるそうです。
食べきれるか不安な方は、巻くときに少し細めに巻くのがおすすめです。

恵方巻きをつくってみよう!

今回は野菜やお肉、海鮮など様々な具材をつかった4種類の恵方巻きをつくってみました。
今年の干支にちなんでトラ柄にも挑戦。
余裕があれば七福神にちなんで7種類の具材を入れると、より縁起を担げますよ。
上手に巻いて、北北西に願いを込めましょう。

酢飯(共通)

【材料】(8本分)
兵四郎米…4合
A. 兵四郎のよね酢…120cc
  砂糖…大さじ4
  塩…小さじ2

【作り方】
1.米を硬めに炊飯する。
2.鍋にAを入れてさっと火にかける。
3.米が炊き上がったら熱いうちに寿司桶やボウルなど大きめの容器に入れ、2を回し入れる。
4.冷ましながら切るように手早く混ぜる。

サラダ巻き

【材料】(2本分)
酢飯…1合分
海風薫 焼きのり…2枚
鶏むね肉…1枚
にんじん…1/3本
レタス…4枚
野菜の旨みだし…1袋
マヨネーズ…適量
酒…小さじ1
砂糖…小さじ1

*下準備*
1.鶏むね肉は皮と脂を取り除き、フォークなどで数カ所穴を開ける。
2.鶏むね肉を保存袋などに入れ、酒、砂糖を加えてもみ込み、
野菜の旨みだしの袋を破って中身をまぶす。
3.冷蔵庫で1時間寝かせる。

【作り方】
1.にんじんは皮をむいて細切りにし、少量の塩(分量外)で3分茹でる。
2.レタスを洗ってちぎり、水気をよく拭き取る。
3.冷蔵庫から取り出した鶏むね肉を耐熱容器にのせ、ラップを軽くかけて電子レンジ(600W)で4分加熱。
そのまま電子レンジの中に10分置いて、予熱で火を通す。
4.取り出した鶏むね肉を2cm幅に切る。
5.巻きすに海苔を置いて酢飯、レタスの順に広げ、鶏むね肉、にんじんをのせる。
マヨネーズを端から端まで絞り、手前のレタスを奥に被せるように手前から巻いていく。

甘辛牛肉の恵方巻き

【材料】(2本分)
酢飯…1合分
海風薫 焼きのり…2枚
牛ロース肉(薄切り)…120g
にんじん…1/3本
ほうれん草…1株
油…適量
ごま油…小さじ2
A. 割烹がえし…大さじ1
  コチュジャン…小さじ1

<卵焼き>
卵…4個
砂糖…大さじ1

【作り方】
1.にんじんは皮をむいて細切りにし、少量の塩(分量外)で3分茹でる。
2.ほうれん草はさっと茹でて水にさらし、水気をよく絞る。
3.厚焼き卵をつくり、2cm角の棒状に切る。
4.フライパンにごま油を熱し2cm幅に切った牛肉を炒め、Aを入れて絡める。
5.巻きすに海苔を置いて酢飯を広げ、牛肉、にんじん、ほうれん草、卵をのせて手前から巻いていく。

海鮮巻き

【材料】(2本分)
酢飯…1合分
海風薫 焼きのり…2枚
お好みの刺身(さく)…150g
※今回は「タイ」と「マグロ」を使用しました。
きゅうり…1/2本
たくあん…適量
かいわれ大根…1/4パック
大葉…4枚
かにかまぼこ…3本
えろーうもおてごめんつゆ…大さじ1

*下準備*
1.刺身のさくを6等分の棒状に切る。保存袋に刺身とごめんつゆを入れて冷蔵庫で15分ほど漬け込む。
※均一に味が染み込むように、ときどき保存袋の天地返しをしてください。

【作り方】
1.きゅうり、たくあんは細切りにしておく。
2.かいわれ大根は根元を切って洗い、水気をよく切る。
3.巻きすに海苔を置いて酢飯を広げ、刺身、きゅうり、かいわれ大根、たくあん、かにかまぼこ、大葉を乗せ、手前から巻いていく。

トラ巻き

【材料】(2本分)
酢飯…1合分
海風薫 焼きのり…3枚
卵…3個
ツナ缶…1.5缶(70g/缶)
むきえび…6尾
かにかまぼこ…3本
きゅうり…1/2本
割烹がえし…大さじ1
マヨネーズ…大さじ2
片栗粉…小さじ1/2
水…小さじ2

*下準備*
1.むきえびは少量の塩(分量外)を振って水洗いし、水気を切る。
2.えびが丸まらないよう、えびの腹から尾にかけて竹串を刺す。
3.沸騰したお湯で約1分間茹で、ざるにあげて粗熱をとる。

【作り方】
1.きゅうりは細切りにする。
2.油を切ったツナとマヨネーズ、割烹がえしをよく混ぜ合わせる。
3.溶き卵に片栗粉と水を入れてよく混ぜ、油を熱したフライパンに流し入れ、薄焼き卵を2枚つくる。
※片栗粉と水を入れると薄焼き卵が破れにくくなります。
4.巻きすに薄焼き卵、海苔を置いて酢飯を広げ、2、えび、きゅうり、かにかまぼこをのせ手前から巻いていく。
5.海苔をハサミで切り、トラ柄に貼り付ける。

編集後記

節分に食べる恵方巻き。最近ではスーパーやコンビニエンスストアでも簡単に購入できますが、自分の手で思い思いに巻いてつくる恵方巻きも、苦労も含めて楽しいものです。
今年の節分、恵方巻きを購入するか手づくりするか迷っている方は、ぜひこちらのレシピを参考に挑戦してみてください。

甘辛牛肉の恵方巻きで使用