熟練の職人の技で、麺にねじりをかけては繊維を同じ方向に「延ばし」、「寝かす」工程を繰り返す手延べ製法。
生地にストレスを与えないよう一つひとつの工程で生地の状態を確かめるため、相当な手間ひまがかかります。
また、無添加岩塩を使うことで、麺に深みと甘みを与えるとともに、酸化に強い紅花油を使うことでクセのない味わいに。もちろん、麺に合う小麦の研究や独自の技術を取り入れることにも余念はなく、その味わいは日々進化を続けています。

1815年にそうめんづくりから始まった天童の製麺所で大切にされてきたのは、「食べ物を扱う尊さ」と「創る喜び」。そばと小麦の産地という風土を活かし、熟練の技を守りながら、おいしい麺づくりを追求。そばは香りと風味を活かすため、作り立てをすぐに製麺し、うどんはもちもちとした食感とコシを出すため2段階熟成に。原料や工程に改良を加え続け、最新の技術を取り入れながら伝統の味を作り続け、乾麺とは思えない味わいを実現しています。