兵四郎の手延べ麺に上質な小麦の芯の部分を使うのは、甘くてもっちりとした生地を作るためです。そこに、塩味のよりまろやかな岩塩を加えて、さらに甘みを引き出し ます。「素材がシンプルだから、選び方や配合のかすかな違いで味が大きく変わる。素材を熟知して、良いところを引き出すのが私の仕事です。」と江越さん。それぞれの麺の細さに合わせた素材を吟味しています。
手延べ麺ならではの、つるんとしたのど越し。そのような「肌」を育てるために、職人は手で生地の状態を確かめながら、丹念に表面をなめらかに整えていきます。生地は気温や湿度の影響を受けるため、常に同じ条件で作業できるわけではありません。「だからこそ手の感覚が大切。触れると、生地が今の状態を教えてくれます」と江越さん。
手延べ麺づくりで最も手間をかけるのは、麺のコシを育てる作業です。麺に撚りをかけては細く延ばし、寝かせるという作業が幾度となく繰り返されます。その手間ひまは、通常の手延べ麺づくりの3倍以上…。小麦粉に塩と水を加えた瞬間から、生地は生き物になります。生地に触れては実際に語りかけて、対話しつづけます。できる限り生地にストレスをかけないよう、じっくりと育てることで、コシの中にもふっくらとした食感のある麺が生まれます。
職人の手で、つるんとした「肌」に育てられた手延べ麺はなめらかなのど越しとコシを堪能できる独自の細さを追求することで、ご高齢のお客様からも「食べやすい」とのお声をいただいています。また、小麦粉のくせを感じさせないことも、お子様に好まれる理由のようです。暑さで食が細くなりがちな季節にも、ぜひおすすめします。
手延べ金の白線
内容量:
350g(50g×7束)
賞味期限:
製造日より2年8か月
販売価格:
1,296
(税抜 1,200円)
手延べ百本線
内容量:
350g(50g×7束)
賞味期限:
製造日より3年
販売価格:
1,296
(税抜 1,200円)
手延べ兵四郎のめん
内容量:
350g(50g×7束)
賞味期限:
製造日より2年
販売価格:
972
(税抜 900円)
手延べ細うどん
内容量:
350g(50g×7束)
賞味期限:
製造日より2年
販売価格:
864
(税抜 800円)
手延べかんざしうどん
内容量:
500g
賞味期限:
製造日より1年
販売価格:
1,512
(税抜 1,400円)