山間部が多く寒暖差があり、椎茸の栽培に適した大分県は、品質・生産量日本一の干し椎茸の産地。原木栽培にこだわるのは寒さや乾燥など、厳しい環境にさらされてこそ、人の力だけではつくれない豊かな香りと旨み、椎茸本来のおいしさが生まれるからです。
自然条件と生産者の手仕事で
生まれる貴重などんこ
寒さから身を守るために徐々に傘の厚みが増し、さらに成長を促すために生産者が細やかな配慮で刺激を与えます。厳しい自然条件と生産者の手仕事が重なったときにだけ、花のように傘が割れた肉厚な椎茸が生まれるのです。2年もの歳月をかけて育った肉厚で少し丸みを帯びた椎茸は「どんこ」と呼び、同じ原木からでも収量が少なくとても貴重です。
濃い旨みと歯ごたえで
料理が特別なおいしさに
肉厚な『花笠どんこ』は料理に使うと抜群の歯ごたえと濃厚な椎茸の旨みを存分に味わえます。一晩かけて冷水でじっくり戻すことで、より深みのある味わいに。戻し汁も一緒に、煮物やお吸い物などに使って、豊かな椎茸の風味をお楽しみください。